提携検査キットを用意しました (医療機関・ヘルスケアサービス・アスリート団体向)
リ・スタートは血清フェリチン・血清鉄検査の開発と、微量採血検査キットの販売を経験しており、その経験に基づきノウハウを織り込んだ、リ・スタートの第3世代の自己採血検査キットです

◾️ 製品
1) 遠隔患者・ヘルスケア事業者・アスリート団体向け 自宅でフェリチン検査! 生化学12項目150μℓ 予備品付
2) 医療機関専用 静脈採血が難しい小児用 生化学+血算 25項目 300μℓ 予備採血管付
◾️ 微量採血検査キットに求められる機能
① 血清フェリチン検査には、CRPは必須、無いとフェリチン値は確定しない
② 血液採血量は多いほど(150μℓ以上)検査所での検体処理の精度劣化は少なくなります
③ 採血と後処理の手技を出来るだけ排除し、フィルター透過処理などを行わない全血が好ましい
④ 検体返送時の温度管理は0〜4℃、2日以内で配送
⑤ 指頭血値と静脈血値の人血による相関臨床検証済みであること
⑥ なお、指頭毛細血管血液成分差、穿刺による細胞液混入、また手技が原因の溶血や凝血が発生の場合、静脈血検査値とはある程度の開きが出ます、同じにならないことに留意が必要です
フェリチン値の分布と、体内に炎症や腫瘍がある場合のフェリチン値の分布
血清フェリチン値は悪性腫瘍や肝臓障害などの炎症で、貯蔵鉄量とは無関係に上昇します。
そのため、同時に体内炎症反応CRP検査は必須となり、炎症反応がなければフェリチン値は正当性あり。
逆にCRP無しのフェリチン値は確定が得られず、フェリチン検査の意味は無いといえます。
「フェリチンの数値だけを見ることの危険性」として以下の文献記述があります。
...つまり炎症やがん存在すると、フェリチンは貯蔵鉄を反映しない検査結果を示すことになります。
...フェリチンが300ng/dl以下であっても、炎症などが存在していることを疑う必要があるのです。(出典:最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 溝口徹医師薯
◾️ リ・スタート第3世代の特徴
採血量は微量採血にあって150または300μリットルと比較的に多量とし、また全血としました。これは検査所での検体への希釈による誤差を抑え、かつ採血検体はユーザーによるメンブレンや分離膜処理を行わないため、採血並びに処理のユーザー手技依存度を独自のノウハウで低くし、全体に精度誤差要因は小さくします。
採血検体の登録衛生検査所への輸送は、全国対応のJPチルド便を使うことで輸送中の冷蔵温度管理と最速配送で検体品質劣化も低減します。
検査項目はフェリチン値の妥当性を判断するCRPを含め、またALPも含めることにより成人の亜鉛の推定も可能とし、鉄欠乏とメンタルヘルスに焦点を当て最低必要項目に抑えてあります。
医療向け専用検査キットとして新たに血算を含めました。これは静脈採血が難しい乳幼児や児童を対象とし、かつ院内で微量採血検体検査装置がない小児科施設や精神科を想定しました。
指頭採血と静脈採血との比較は常に関心事となりますが、外部評価機関にて人の血液による対照群にて臨床的有用性は検証済みです。また小児への検査の有効性も医療機関にて証明されております。
指頭血液は毛細血管からで静脈血とは成分が異なり、また穿刺による細胞侵襲で細胞液が混入します。またユーザーの手技が原因となる溶血や不適切な処理による凝血など、さまざまな要因で病院での静脈採血検査結果とは開きがでます。同等とはなりません。
ただし本キットのスクリーニングとしての有効性は医師も認識しており、特に遠隔患者やユーザー、アスリート団体利用に対する検査としては実績があります。
その他在庫管理や検査キット発送、顧客対応など煩雑なロジスティクス業務は、リ・スタートが代行するオプションもあります。詳しくはお問合せ下さい。
◾️ 提携コラボ製品
提携でサービスと自宅でフェリチン検査キットをバンドルした製品化も対応しております。
例)● 医師による解析レポート付検査キット
詳しくはお問い合わせ下さい。