提携検査キットを用意しました (医療機関・ヘルスケアサービス・アスリート団体向)

血液検査キット フェリチン検査キット 

 

◾️ 検査キットの特徴、他社キットとの違い
リ・スタートは血清フェリチン・血清鉄検査の開発と、微量採血検査キットの販売を経験しており、その経験に基づき考案した ノウハウを手順と予備品として織り込んだ、リ・スタート独自の第3世代の自己採血検査キットです

⚫︎ 独自のノウハウで手技による溶血・凝血を減らし、かつユーザーが単独で採血可能な150μℓ(0.15mℓ)の採血量(検体量は少ないほど希釈倍率が大きくなり、検査誤差は増えます)
⚫︎ 血清フェリチン、CRP、タンパク質代謝、亜鉛代謝※※検査を含む12項目検査
⚫︎ 安心の採血管を含む予備品付き、失敗してもすぐに再採血が可能
⚫︎ 予備品を使わなかった場合は、次回に予備品利用検査として利用可能、価格を抑えることが可能※※※
⚫︎ 全血(検体劣化の可能性となるユーザーによる膜分離は行わない)
⚫︎ 検体返送は劣化防止が担保できる、温度管理(0〜4℃)と翌日配達のチルド便利用
⚫︎ 人血による上腕静脈採血検査と、指頭採血検査結果の臨床比較証明済み


◾️ 検査項目
フェリチン、血清鉄 (Fe)
AST (GOT)、ALT (GPT)、 ALP※※、γ-GTP、中性脂肪 (TG)、総コレステロール、尿素窒素 (BUN)、尿酸 (UA)、アルブミン (Alb)
C反応性タンパク質(体内炎症反応CRP)
※ 血清フェリチン値は炎症や悪性腫瘍があると貯蔵鉄量とは無関係に上昇します。同時に体内炎症反応CRP検査を行わないとフェリチン検査値は確定できません。
※※ 亜鉛代謝不足推定は成人でかつ肝臓系の疾患がない方となります
※※※ 予備品利用検査とは、最初に購入した検査キットに添付する予備品を使わなかった場合、次回の検査をその予備品を利用する検査のことです

その他:総鉄結合能(TIBC)と血清鉄からトランスフェリチン飽和率の計算は、日内変動がある血清鉄値のため不確定さが反映されてしまい、参考にしかなりません。また自己採血検査キットは溶血が発生しやすく、溶血でその検査結果は信頼性が著しく低下します。
 

◾️ リ・スタート第3世代の特徴

 
採血量は微量採血にあって150または300μリットルと比較的に多量とし、また全血としました。これは検査所での検体への希釈による誤差を抑え、かつ採血検体はユーザーによるメンブレンや分離膜処理を行わないため、採血並びに処理のユーザー手技依存度を独自のノウハウで低くし、全体に精度誤差要因は小さくします。
採血検体の登録衛生検査所への輸送は、全国対応のJPチルド便を使うことで輸送中の冷蔵温度管理と最速配送で検体品質劣化も低減します。

検査項目はフェリチン値の妥当性を判断するCRPを含め、またALPも含めることにより成人の亜鉛の推定も可能とし、鉄欠乏とメンタルヘルスに焦点を当て最低必要項目に抑えてあります。

医療向け専用検査キットとして新たに血算を含めました。これは静脈採血が難しい乳幼児や児童を対象とし、かつ院内で微量採血検体検査装置がない小児科施設や精神科を想定しました。
 
指頭採血と静脈採血との比較は常に関心事となりますが、外部評価機関にて人の血液による対照群にて臨床的有用性は検証済みです。また小児への検査の有効性も医療機関にて証明されております。

指頭血液は毛細血管からで静脈血とは成分が異なり、また穿刺による細胞侵襲で細胞液が混入します。またユーザーの手技が原因となる溶血や不適切な処理による凝血など、さまざまな要因で病院での静脈採血検査結果とは開きがでます。同等とはなりません。
本キットのスクリーニングとしての有効性は医師も認識しており、特に遠隔患者やユーザー、アスリート団体利用に対する検査としては実績があります。

その他在庫管理や検査キット発送、顧客対応など煩雑なロジスティクス業務は、リ・スタートが代行するオプションもあります。詳しくはお問合せ下さい。