検査キットを選ぶポイントとは?
まずは目的とする検査ができるか否かです。
● 弊社キットは鉄の貯蓄量フェリチン、タンパク質をはじめとする栄養素推定検査です。
● フェリチン検査の場合、体内炎症反応CRP検査の有無を確認しましょう。
フェリチンは特性上同時に体内炎症反応CRP検査が必須です。
CRP検査が無いと、およそ30μg/dl以上のフェリチン値は、正しい値かの判断はできません。
CRPの重要性はここにあります。(炎症・腫瘍がある時のフェリチン分布)
価格
● 検査所でのフェリチン検出にかかる費用がかなり高いため、検査キットの価格も高くなります。CRP検査の有無や予備品添付など、価格に見合う内容仕立てになっているか、チェックポイントです。
● 鉄不足検査で、フェリチン検査を除くと安価になります。ヘモグロビンや、血清鉄・鉄結合能です。その場合、血液の中の鉄関係検査になります。
体にどれだけ鉄の予備(余裕度)があるかは分かりません。鉄不足量が正確に分かるのは血液のフェリチン検査のみです。お気をつけください。詳しくなFAQをご覧ください。
予備品
● 失敗するとそれで終わりです。失敗した時の対応があるかも確認しましょう。
● 万が一失敗した時の、予備のパーツ(採血管・ランセット・その他パーツ)添付が含まれると、すぐに再トライでき、また価格的にも重要です。
● またそれ以外にも再採血用の予備のパーツ販売もあるかチェックしましょう。
自己採血検査の特徴は手軽さで、採血量が少ないことを競う傾向もありますが、採血量と精度は比例関係となる可能性が大きいことです。
● 出来るだけ多くの採血量がおすすめです。少ないと誤差でぶれる可能性があります。
● 採血後の処理はシンプルな方がいいです。ユーザーによる血液の分離処理は、精度や品質が下がる要因となります。
返送も手軽さを強調されますが、実はここは非常に重要です。
● 郵便ポスト投函は、夏日の中の温度は60℃に達することもあり品質は劣化します。
● 日数も品質に大きく影響します。
● 採血後は冷蔵庫保管し、発送から検査所受け取りまで、0〜4℃管理と配達日数が2日、これが品質維持の条件です。