医療・ヘルスケアサービス・妊産婦支援・美容・健康経営・アスリート団体向け 提携ビジネスパッケージ検査キット

提携ビジネスパッケージ概要と背景

近年、一般の臨床医療機関に於いても、様々な心身の不調や疾患の要因は、「個人の生化学に基づく栄養素の不均衡や欠乏、または体内での利用環境の低下」で引き起こされるとの認識が広がっています。  
不調や疾患と栄養素の関係は、分子生物学では代謝の相関として科学的に解明されており、代謝とは分子レベルで起きる生化学反応です。代謝の化学反応とはアミノ酸を基質とする様々なタンパクに酵素を組み合わせ、ビタミンを補酵素として、またミネラルを補因子として反応させ、目的とする代謝物を生成します。必要な栄養素が個々の代謝に組み込まれないと正常な代謝は妨げられます。
 
例えば、根本原因特定が困難とされる不定愁訴や産後の不調、精神疾患を生化学の代謝の視点で捉えると、それらは代謝の基本となるタンパク質、そしてミネラルとしての鉄の貯蓄量を示すフェリチン不足が見えてきます。体内炎症を同時に精査し、さらに亜鉛、マグネシウム、ビタミンB群などの不足を分析すると足りない栄養素が分析できます。
 
この分析には血液検査が最適とされ、血液検査の生化学項目の結果値からそれぞれの生化学の酵素反応の数値を理解し、それぞれの検査値から関係する栄養素不足や利用環境が解析できます。一般的な血液検査結果の基準値診断とは異なる、この栄養療法(オーソモレキュラー医学※1)を診療に取り入れ、栄養素吸収環境を整え、不足する栄養素を至適量補給することにより健康の回復・維持を実践する臨床医が増えています。
 
医療機関以外でも、不調を栄養素不足が要因として捉えるヘルスケアサービスや、妊産婦支援、また健康経営やアスリート支援団体など、栄養療法からの健康回復や健康維持を推奨する動きです。また美容業界においても栄養素と美容の維持・適正なエイジングは同様です。
 
一般の方の栄養素の重要性についての認識は昨今のSNSの広がりで、栄養素や体の炎症を知り、栄養素吸収の環境を整え、足りない栄養素を最適量供給し体調不良回復や未病を予防する栄養療法は広く認知がされ始めました。
それらを分かり易く説明をしている専門医による書物やネット情報は多々ありますが、注意は栄養療法を妨げる栄養素を有効利用できない腸内環境の改善や、対炎症対策が必要な場合は、個人レベルで栄養療法を実践するに困難を伴い、かえって悪化するケースもあり、専門知識を持つ医師やカウンセラーとの健康診断や相談が求められます。
 
また、具体的な栄養素の健康相談を始めるに、栄養療法に精通していない一般の臨床医療機関受診を躊躇うのも現実としてあります。栄養療法実践の医療機関は少なく、まずは探し出すことが受診や相談のハードルを上げています。
 
これらの解決のため、手軽に自宅で採血し、高感度体内炎症検出と栄養療法に焦点を絞ったリ・スタートの『自宅でフェリチン検査』キットと、栄養療法に詳しい医療機関やサービス事業者との、提携ビジネスの枠組みを準備しました。
 
この提携ビジネスパッケージキットは、遠隔患者や、自宅や職場、施設でユーザーが使用でき、結果はガイドラインに沿った遠隔健康医療相談を通し、エンドユーザーへ栄養不足や体内炎症を認識してもらうことにより、新たな視点でのスクリーニングとして健康回復・維持の道が開けると考えます。
 
※1オーソモレキュラー医学とは、アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの必須栄養素を最適量供給することにより、健康を回復・維持することを目的とした生化学に基づく医療です。1968年に米国のライナス・ポーリング博士によって提唱され、オーソモレキュラー医学は栄養素を「必要とする分子に適切な量を補給する」という原則に基づいています。分子生物学の代謝は生化学反応プロセスで解明されており、日本においても適切量の栄養補助によってさまざまな疾患の治療が、精神科を始めとする臨床医療現場で栄養療法は実証されています。

 
 

提携ビジネスモデル

  • 栄養療法を実践する医療機関やサービス提供事業者などの診療やカウンセリング、健康相談に『自宅でフェリチン検査』の検査キットを栄養素分析血液検査としてビジネス連携する。
  • 検査結果はユーザーの事前承諾を以って提携先へデータ提供を行い、提携先は結果を遠隔健康医療相談のガイドラインに沿って診療やカウンセリング、健康相談として提供する。
  • 検査キットは医療機関やサービス提供事業者などが検査キットを事前購入し患者やユーザーへ発送する。もしくは、検査キットの煩雑な在庫管理と発送業務をリ・スタートが代行して行う。
  • 対象顧客によって、検査キットのパッケージをオプション提供する。特に一度に対象人数が多い健康経営やアスリート団体等へは廉価となるパッケージを用意し、費用的に使い易くしている。

 
 

提携ビジネスモデル検査キット『自宅でフェリチン検査』と特徴

  • 管理医療機器
  • 登録衛生検査所にて検査
  • 血液栄養解析に必要な生化学12検査項目に特化、一般には含まれないフェリチン、フェリチン値の妥当性CRPと亜鉛代謝(成人)やマグネシウム代謝の指標となるALPも検査
    • 項目:フェリチン、血清鉄 (Fe)、CRP、ALP、AST (GOT)、ALT (GPT)、γ-GTP、中性脂肪 (TG)、総コレステロール、尿素窒素 (BUN)、尿酸 (UA)、アルブミン (Alb)
 
  • 特徴
弊社検査キットの特徴、独自のノウハウ
血清フェリチン並びに血清鉄検査の開発経験と、自己採血検査キット販売を2019年から行い、現在は弊社の第3世代の検査キットとなっております。
その経験から得た検査キットに求められる重要事項とは、1) 採血量は多いほど精度は高まる、2) かつ容易に採血量が確保でき、3)溶血や凝血が発生しにくい手法と、4) 検体返送時の温度管理と日数管理の検体品質徹底、5) 検査所での検査処理で溶血の発生リスクを低減する、これらです。
 
  • 弊社検査キット基本方針と他の検査キットとの違いと要求事項の背景
自己採血検査キットの検査精度は何のメーカーも医療機関での検査と同等と謳っており、採血量、採血管の設計、検査方法が検査精度基本となります。ただし、静脈からの採血と指頭の毛細血管採血の血液成分は異なり、100%同じ結果にはならないことを認識する必要があります。
 
また経験から、検査精度はユーザーの採血と検体の後処理の手技に依存する場合も多々あり、さらに検体返送時の品質維持にも大きく依存します。それらが積み重なり精度は大きく変動する可能性があります。
 
経験から得た課題と対策は、栄養療法で必要となる最小項目に絞り、微量採血であっても、優先すべきは1回の穿刺で最大量の採血を可能とし、採血とその後の処理を含め短時間で簡単に完了できる工夫です。
 
検査所で使う血液検査装置は検体の最低限の量が必要ですので、多い検査項目は少量の検体は検査所で希釈します。検体に誤差要因が含まれている場合は、精度劣化は希釈倍数と比例関係になります。誤差要因とは、主に溶血と凝血が少なからず発生の可能性がある、不適切な手技による採血と後処理、温度と日数の品質管理が担保されない返送、これらにより検査時の処理で誤差は発生することです。
 
  • リ・スタートの第3世代目になる『自宅でフェリチン検査!』は、検査項目を12項目に限定しながらも、採血量を最大化し、返送の品質を担保し、検査時の誤差要因を最小にする工夫です。
この工夫とは、ユーザーが自宅等で、年齢・性別に関わらず、自ら1回の穿刺で必要な血液量150〜200μリットルを出血させ、採血時の溶血を最小限に抑え、かつ凝血が起きない短時間で行い、またその後の処理も短時間で的確に行える様にすることです。
 
独自のリサーチと実験を繰り返し培ったノウハウで、手順書通りに採血・処理を行えば手技依存を減らし概ね良好な検査結果が得られる検査キットに仕立ててあります。
 
  • 業界最多150μリットル(15ml)の採血は精度を高め、この採血量でフェリチン・高感度CRP・ALPを含む12項目検査は業界唯一※
  • フェリチンは炎症や悪性腫瘍があると、貯蓄量を反映せず高値を示すため、高感度CRP同時検査は必須
  • 独自に考案した手順で手技依存を減らし、採血検体の品質を高める
  • 安心の予備品も添付(未使用予備品は次回に廉価で検査利用が可能)
  • 検体返送はJPゆうパックチルド便で温度管理と最短返送日数を担保、全国対応
  • 医療機関の臨床検証で人血の静脈採血と指頭採血の相関と有効性を検証済み
  • 検査結果は医療関係者へデータ送付(ユーザー情報+PDF+CSVファイル)
  • 医療機器販売許可証もしくは管理医療機器販売届が無い場合は弊社が販売・キット発送を代行
 
※ リ・スタート独自調査による

 
 

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